【雑誌掲載】トマトくんのセリフが中吊りに!
なななんと、
「トマトくんは宇宙人」を読んで下さったライターさんから取材をうけまして、
AERA5月30日号に掲載されました。
 


阿部寛さんが表紙の号で嬉しいなあ(*´ω`*)
(多分トマトくんもそう言うと思います、下町ロケット大好きなのでww)



ちなみにこちらはAERAの中吊り広告。


トマトくんのセリフが載るとは!感慨深いなあ。
(もちろん当時はとっても切ない状況でしたが)
世の中何が起こるかほんとにわからないものですね(笑)。

<軽度発達障がい児の母、語る その14>いよいよ小学校!普通学級?支援学級?

この「発達障害と生きる」は5回連載だそうです。
大変詳細に取材されていて、勉強になります。

声かけてくださって本当にありがたいです。
少しでも多くの人に、障がい児を取り巻く社会的な現実を知っていただけたら
親として嬉しいです(*´v`)

あっ、当ブログを見て下さってる方はわかっていただけると思いますが、
トマトくんは現在、電車にのって元気に高校(専門学校高等課程)に通ってます。
少人数の支援学級からいきなり普通学級、ということになりますが
楽しくやっているようです^^
カテゴリ:軽度発達障がい児の母、語る | 15:35 | - | - | - |
<軽度発達障がい児の母、語る その21>同じ質問をくり返す

トマトくんは中学でもずっと支援学級にいるので、
クラスメイトは個性的な子が多いです(´▽`;)ノ

 

トマトくんは比較的おとなしくて周りに気をつかうタイプなので
やんちゃな子のターゲットになってしまうこともしばしば。

うちでそのような事を愚痴ることもあるのですが、
相手も障がい児なので、私にはどうすることもできません。

 

もちろん先生も指導して下さってるのですが、
相手は全く悪気はないので、改善される(ちょっかいが止む)ということはありません。


相手の親御さんもそのことは分かっていて、謝られることもあります。
変な話、その子の落ち着きがでるのを待つしかないのです。

 

「トマトくんがイヤな目にあってるのはお母さんも先生も分かってる、
トマトくんがどれだけ我慢しているかもわかってる。
だけどその子はトマトくんがどんなに嫌がっているかがわからないんだよ。
そういう子だと思って、イヤなことをされそうになったら逃げるしかないよ。」

という話をいつもしています。
(それくらいしか言えないのです^^;)

 

今日は、新一年生からずっと
「パパいる?パパいる?」と聞かれた、と言っていました。
何度「いないよ」と答えても、まだ「パパいる?パパいる?」と聞かれたそうです。
(先生ももちろん注意して下さったようですが)


トマトくんは父親がいないことを卑屈に考えてはいない(と思う^^;)のですが、
さすがにしつこく聞かれて「うざかった」そうです。

 

「分かってる答えを聞くと安心だから何度も同じ質問をするんだと思うよ。
でもあんまり質問されたくない話題だよねー。」

とトマトくんには話しました。


理由付けをすることで、少しでも割り切ってもらえたらと思うのです。
(納得なんかできないとしても。)

 

同じ質問をくり返す人というのは、結構います。成人でもいます。
トマトくんの話したタイプの他にもいろんな人がいます。
(※くり返しますが私は発達障がいの専門家ではないので、全て体験と気付きで書いてますm(_ _)m)

 

「そんな感じじゃ社会でやって行けないんじゃないの!?」
と思われるかもしれませんが、私の感じる限りでは、そんなことはないです。
すごく明るくて社交的な人もいます。
おしゃべり好きな人が多いかもしれませんね^^

 

障がいという程ではなくてそういう性格ってことかもしれませんのでその辺は曖昧ですが、
おそらく、

 

悪気なく質問をくり返す→発達障がい
悪気があって質問をくり返す→定型発達(いわゆる普通の人)

 

という感じでざっくり分類できるんじゃないかなあーと思っています。
(アルツハイマー等の病気の場合もあるかもしれませんが、
ここでは子ども〜若年層や中高年くらいの年齢層で受け取って下さい。)

 

とまあ、偉そうに書いてはいても、
私も限りなく発達障がいっぽいので無意識にやっちゃわないように本当に気をつけよう。
悪気がなくてもウザがられるのは確かなので(;´д`)ゞ

 

幸い、軽度発達障がいの場合は、
「そこまで聞くのは相手に迷惑」と分かってもらうことで学習していくこともできます。
相手にとって何が迷惑なのか、分からないだけなのです。

カテゴリ:軽度発達障がい児の母、語る | 10:09 | - | - | - |
発達障害のちょっといい話〜お祭りで働く!〜

先日のお祭りの様子です。

 

 

 

トマトくんが屋台でねぎまを焼くのをサポートしています。

私が指示したわけではなく、自ら率先して大人男性陣の仲間に入って動いています。

 

個人情報保護の観点から、わざと不鮮明で小さい画像でさらに目隠しまでしてるわけですが^^;

なぜこれを載せたのかといいますと

 

発達障がい児も、ちゃんと働けます。

 

ということをお伝えしたいのです。

 

トマトくんは宇宙人だから特別です、と言ってるのではないですよ。

(特別な宇宙人がねぎまを調理(笑笑))

誰でもその子に合ったやり方を教えれば、働けるってことを言いたいのです。

 

 

 

発達障がい児童を抱える親御さんにとって、

子供の将来を考えると、ちょっと不安…って気持ち、わかります。

 

そこで、

今までのトマトくんと私自身の経験から言わせてもらいますと、

 

地域のお祭りって、就業訓練にうってつけかも!

 

と思うんですが、どうでしょうか。

 

お祭りは毎日ではないし、

多少うるさくしたりはめをはずしても許してもらえるし(…大人がはめはずしてるし(^^;))

地域の大人たちに、認識してもらえるし。

 

トマトくんと同じ支援学級の女の子は、お祭りの太鼓を叩いて、

鬼神のような迫力あるパフォーマンスを魅せてます^^

 

その子の得意分野が、お祭りのどこかにありそうな気がします。

すべてのお子さんに当てはまるわけではないとは思いますが、

参加してみると新しい発見があるかもしれません。

もちろん、親御さんもぜひご一緒に^^

 

カテゴリ:軽度発達障がい児の母、語る | 13:21 | - | - | - |
発達障害のちょっといい話〜遺伝〜

いままさに悩み中の親御さんに。少し心が楽になれるかも(^^)

書類の整理をしていたら出て来ました。

今から10年ほど前に自閉症児童の親たちの勉強会に参加したときの資料で、

その片隅に書いたメモです。

発達障害は遺伝の可能性もあるが、

人が人のかたちをして産まれてくるのも遺伝。

気にすることはない。

カテゴリ:軽度発達障がい児の母、語る | 12:40 | - | - | - |
発達障害のちょっといい話〜『6Kライフのススメ』より〜

一度講演を聴いてみたいなあ…と思っていたら、

なんと、地元のイベントで講演がありました!

ということを翌日の新聞で知って、

この微妙なズレで大きなチャンスを逃すことを知ったパセリです。(;´д`)ゞ


『ダイバーシティ・コンサルタント』というご職業の渥美由喜さん。

個人の多様性を尊重し、能力を発揮させて、企業を発展に導くためのサポートをされているそうです。

プロフィールはこちらです。


渥美さんは新聞で『6Kライフのススメ』というコラムを連載中で、

これが本当に面白いのです!


『イクメン』の名付け親と名乗る通り、正真正銘本物のイクメンで、

女性の都合の良いように操作されてる『イヤイヤイクメン』とか

ちょっとやっただけで威張ってる『どやどやイクメン』(両方とも私の造語です(笑))

の皆様が、泣いて謝るイクメンぶり。

しかもそれが頼もしく思いやりのある言葉でユーモアを交えて書かれています。


そんな渥美さんが、先週と今週つづけて発達障害のことを書かれていましたので

障がい児をかかえて四苦八苦している親御さんたちにぜひ読んで頂きたく思い、転載します。

(無断転載怒られるかな〜と思いつつ、本が出版された暁には全力でアピールしますので何卒ご容赦を^^;)







カテゴリ:軽度発達障がい児の母、語る | 13:17 | - | - | - |
発達障がいの中学2年生にいかに教えるか<その5>

ここまで書いて、すでに答えが出ていることに気付いた。


今年の元旦、トマトくんから聞いた話…

数々のトマトくんの言葉…

そして、型にはまらない自分の仕事…

私には想像できなかったやり方でどんどん広がっている知人の仕事…


点と点がつながっていく。


私も、会社員時代はC君のようなタイプだった。

だから最初は仕事が楽しかったけど、どんどんどんどん仕事も責任も増えていく中で

だんだん仕事が嫌いになっていた。

私生活もそうだ。

常に人の指示に従って生きていたので、

「こうでなくてはいけない」「こうすべき」という、がんじがらめな意識を自ら作り出し、

表面上は平気な顔をしていた。


もちろん、C君はつぶされることなく元気に働いていると思う。

ただ、こうすればああなる、というような、

教科書的な未来は実際にはないという事だ。


つくづく私の人生経験は宝だと思う。

外からの知識や情報は、点と点をつなぐ線みたいなもので、

本質はすべて自らの体験から導きだされる。


トマトくんは、

教えられる相手に対して、

本当に自分を想って教えてくれているのか(自分に対して愛情があるのか)

単なる自己顕示で教えているのか(無意識に支配しようとしているのか)

瞬時に見抜いていると思う。

(なぜそれがわかるのかというと、私にもインディゴ気質があるからです。)


最初は愛情を持って教えていても、

なんとか理解させようと支配のようになっていく事はある。

地図の書き方を教える時もまさしくそうだった。

人の話を聞かなくなるのは、トマトくんなりの必死の抵抗だ。

親として、いかにニュートラルでいられるか…。

本当に、育児は『育自』だ。


私は500人に1人といわれる身体的な障害を持って生まれた。

なぜなのかずっと疑問だったが、今はもう気にしていない。

元気に働いているからだ。



発達障がいの中学2年生にいかに教えるか。

トマトくんに言うとすれば、


「どんな仕事でも、元気に働けば必ず幸せになれる。

 大事なのは、周りに流されて自分を見失わないようにすることだよ。

 もうわかってると思うけどね。」


金銭のやり取りが『働く』という事ではない。

『人』が『動』くこと。

どんな仕事であっても(もちろん家事も育児も)いかにプライドを持って動けるか、ということだと思う。


(おわり。お疲れさまでした!)

カテゴリ:軽度発達障がい児の母、語る | 00:01 | - | - | - |
発達障がいの中学2年生にいかに教えるか<その4>

教科書通りなら、

A君は時間を守る事の大切さを知り、遅刻をしないように気をつけるようになり、

B君は自分を反省して指示通りに仕事をするようになり、

C君は企業で重宝される存在になった、という結末だと思う。


しかし、彼らが今どうしているのか知らない。


実際はこうなのかもしれない。


A君は、時間に縛られない仕事を見つけ、元気に働いている。

B君は、個人で得意分野を活かした仕事を始め、元気に働いている。


みんな、元気に、それなりに働いてるんじゃないだろうか。

「大丈夫だろうか?」なんて心配も、

「幸せに暮らしてますように」なんて願いも無用で、いや余計なお世話で、

みんな、私とは関わりのない場所でそれぞれ生きてる。


そしてC君は?


私は社員として2社の印刷会社を経験したが

両社とも過酷な労働で、今で言う『ブラック企業』だったかもしれない。

(当時はそれが当たり前。実際に労働基準協会の査察も入った。)

『若い社員にどんどん仕事を押し付けるので、最終的に体調を崩して辞めていく』パターンが多かった。

特に、言うことを良く聞いて指示通りに仕事をこなす真面目なタイプの人がつぶされていった。


つぶされるのは、C君のようなタイプだった…。


(3で終わるはずだったのにまだ続きます〜〜^^;)

カテゴリ:軽度発達障がい児の母、語る | 12:51 | - | - | - |
発達障がいの中学2年生にいかに教えるか<その3>

もうかれこれ20年近く前。

印刷会社のDTP課(Macで印刷物のデザインとデータを作る部署)で働いていた時の話。


3人の男子学生が短期アルバイトとして入社した。


A君は、いつもニコニコして愛想が良かったが、

遅刻ばかりしていたので、すぐにクビになった。


B君は、絵が上手かったが、仕事の説明をしても返事もなく相づちも打たないため

理解しているのかしてないのか、教える側が戸惑うような感じだった。

指示通りに仕事をせず、自己流でやり進めるため、当たり障りのない仕事しか回せなかった。


C君は、いつも指示をよく聞いてくれた。返事も良かった。

最初はもちろん何もできなかったが、教えれば教えるほどどんどん吸収して

どんどん仕事が上手になった。

社員も安心して、少しずつ難しい仕事を任せるようになった。



話はここで終わらせたので、

(自分で考えてほしかったため)

トマトくんがこの昔話をどのように受け取ったかはわからない。


普通に、説教として聞けば

A君→時間を守れない人は問題外

B君→指示を聞かない人はつまらない仕事しかさせてもらえない

C君→素直に話を聞き、ちゃんと指示通りやれば上達する


と、いうことになる。

私も、トマトくんにはそのつもりで話した。


が、

そんな話じゃない。

そんな単純な、教科書に載ってるような話じゃない、

と、後になって気付いた。


(まだ続くのです)

カテゴリ:軽度発達障がい児の母、語る | 12:55 | - | - | - |
発達障がいの中学2年生にいかに教えるか<その2>

命に関わることでもなければ、子供にはどんどん失敗させたほうがいいとは思う。


しかし、

トマトくんの場合は、人の話を聞かずに暴走して失敗してやり直すパターンが多く、

障がい児にはありがちだが一度覚えたことは「刷り込み」のように焼き付いてしまい、

後から修正することが困難になる。


幼児期は多動だったため、教えるのがもっと大変だった。

今は飛躍的に成長し、落ち着いて行動できるようになっている。


でも時折、今回のような「暴走」がある。

中学生にもなるといろいろな体験をしてるしそれなりの知識もある。

人の話を聞かないのは、幼児期とは別の理由だろうと思う。


トマトくんの気持ちもわかるし、

自分の教え方も良くなかったかもしれない。

だけど社会に出て、私や学校の先生のように根気強く教えてくれる人が必ずいる保証もない。

どうすればわかってもらえるかなあ…、と思いめぐらし

ふと、自分の会社員時代のことを思い出した。


いつもは寝る前に本の読み聞かせをしているが、

今日はその話しをすることにした。


(さらに続きます)

※記載したことは、すべての発達障がい児に当てはまる事ではありません。

カテゴリ:軽度発達障がい児の母、語る | 19:12 | - | - | - |
発達障がいの中学2年生にいかに教えるか

「お母さん、パソコン貸して。」

トマトくんが、家から某所までの略地図を書いて来るように言われたらしい。


「トマトくん、地図の書き方わかる?」

「わからない」


素人がいきなりGoogleマップを見ながら地図を書くのは難しいので、

大きな市内地図を見ながら

例として、うちからアピタまでの地図を書いてみせた。


「まず別の紙に下書きして、それから清書したほうがいいよ」


しかし案の定、いきなり本番の紙に書こうとする。


「だからまず下書きしたほうがいいって。」

「鉛筆で書くからいい。」


で、隅っこから丁寧に書こうとする。

縦長の地図なのに、横長のスペースに無理矢理書いている。


「その書き方ではどんづまりになるって。無理だって。」

このあたりから全く人の話を聞かなくなり、

怒ったように「ダメなの?」をくり返す。


ーー

トマトくんの欠点として、

「完成を急ぐあまり、人の話を聞かずに自己流で進め、失敗する」ことがあり、

学校の先生からも、度々そういうことがあるという話があった。


以前、同じようなことがありトマトくんには

「ホットケーキの粉を混ぜてる時に、さあひっくり返そう、皿に盛ろう、と言われても困るでしょ。

 物事にはちゃんと順番があるんだから、まず人の話を聞いて。」

と話した。

ーー


「あのね、お母さんは仕事でたくさんの地図を書いてる。

 だから言えるんだけど、プロでも下書きなしでいきなりそのスペースに書くのは無理だよ!」

「ダメなの?(イライラ)」

「ダメとかいう問題じゃない!まず、教えた通りにやってごらん。

 それから、自分でもっといい方法があれば変えればいいでしょ。

 どんな仕事だってそうだよ。

 教えてくれる人は、こうすれば効率がいいとか、失敗しにくいとか、

 そういう経験から教えてくれるんだよ。

 自分のやり方ができてくるのは

 まず、人の話をよく聞いて、その通りやってみて、それからじゃないの?」


それから、トマトくんは半泣きになりながら教えた通りに地図を仕上げた。

「お母さん、これでいい?」

見せてくれた地図は、よく書けていた。


(長くなるので続きます)

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