あいちトリエンナーレについて、アートを愛する私なりの意見・その2

まさか時事ネタを引っ張るとは・・ブログ始めて以来初ですよ^^;;
それだけアートを愛してるんだとご理解ください。

 

前の記事はこちら↓
あいちトリエンナーレについて、アートを愛する私なりの意見(2019.09.27)

 

私は頭が硬いのか?心が狭いのか?とちょっと懸念してましたが、
先日、芸術短大時代の同級生たちと話をしていて
みんな同じ考えだったので安心しました。

 

 

●騒動の発端となった『表現の不自由展』について

 ↓↓↓

 いくら芸術は自由とはいえ、やっていいことと悪いことがある。

 やりたいならやればいい。自腹で。自分の責任で。

 

●文化庁の補助金約7800万円不交付について

 ↓↓↓

 当たり前

 

 

友人は、
「抗議やデモをしている人たちは内容をわかってやってるのかなあ?」
と言っていました。
う〜ん・・ほとんどの人は騒ぎたいだけだよねえ・・^^;;

 

 

「アートをわかってない!」と抗議する人たち、
・・そういうことを言うから理解されないんだよ・・・・と思います。

 

アートを理解する自由があるなら、
理解しない自由だってあるはずです。

 

アート全般への不理解の辛さ。私もわかりますよ・・。
だからこそ言いますが、

 

理解しろ!金よこせ!・・って・・
なんかもう、恥ずかしいです(><;;)

 

 

少し話はズレますが、
公的な補助金、当然の権利みたいに思われてるのかもしれませんが、
もらうの無茶苦茶大変なのは当たり前でしょう^^;;

 

予算は湯水のように湧いてくるわけではないのですから、
どこかが通ったら、
他のどこかが通らなくなるのです。

 

どんなに良い企画でも、企画書・申請書の書き方がへたっぴだったら通りません。
(「通りやすい上手な書き方」というか、コツみたいなものもあるよね^^;;)
今まで通ってたのに急に通らなくなることもあります。

 

小さな自治体や団体はこう思うでしょう。
100万・・いや、50万、・・せめてせめてポスター印刷代くらい補助してもらえないだろうか?
(リアルな話でごめんなさい^^;;)

 

補助金を出すなら、
才能はあるけどチャンスに恵まれない人たちや、
本当に人を喜ばせるアートを作り出せる人たちに光を当てて欲しいと思います。

 

 

何度も書いてますが、


何かトラブルが起きた時に

どう騒ぐのかでその人の本質がわかります。

 

今回の騒動で、なんだか色々わかっちゃいましたよね。

 

 

おかしな騒動ばかりが表立ってしまって
トリエンナーレの良さがすっかり埋もれてしまいましたが、

 

今までも今回も、一部の会場は
昔ながらの商店街などにアートを点在させ、
街巡りをさせる仕掛けで地域の活性化にも貢献しています。

 

アート×地域の融合で、日常の中に非日常が現れる。
こういうところが好きなんですよね^^

 

アートは笑顔であって欲しい。
私の勝手な好みではありますが、そう願います。

 

 

<あいちトリエンナーレ四間道・円頓寺会場>

あいちトリエンナーレ四間道・円頓寺会場

あいちトリエンナーレ四間道・円頓寺会場

あいちトリエンナーレ四間道・円頓寺会場

カテゴリ:ザレゴト・ヒトリゴト | 11:24 | - | - | - |
あいちトリエンナーレについて、アートを愛する私なりの意見

宮沢賢治氏は、
『農民芸術概論綱要』の中でこう述べています。

 

創造的批評家には産者に均しい資格が要る

 

 

何かを批判批評しようとするとき、
自分はその発言をするに値するか?と自問自答してみます。


すると、自分は一切他者を批判批評するに値しない人間であるという結論に達します。

 

つまり、何も言えん(^^;;)
特に時事ネタなんて、今の情報と1週間後の情報は変わってきて当然ですから。

 

 

それでも書きたくなったのは、
私は本当にアートを愛しているからに他なりません。

 

芸術短大在学中から
友人たちとギャラリーを借りて展覧会をしていました。
卒業しても毎年開催しました。

 

もちろん趣味ですので入場料を取るわけではなく、自腹です。
誰かが来て観てくれるだけでとても嬉しかったのです。

それぞれ仕事や子育てで忙しくなり、展覧会はしなくなったけれど、
素敵な思い出です。


アートを見るのは好きなので
美術館やギャラリーは今でもよく観に行っています。

 

もちろんあいちトリエンナーレも
最初の2010年から毎回、子供たちを連れて観に行っています。
いつも会場が複数なので、何日もかけて全部巡るのが大変で。
でもそこが面白くて。

 

 

そんなアートを愛する私ですので、
多少の批判はお許しいただきたいと思い、記します。

 

今回のトリエンナーレ、いろいろと残念でなりません(´;ω;`)

 

 

 

現代美術は、
デッサン等の基礎がなくても『これはアートです!』と言い張ればアートになるという、
自由というか何でもありの部分があり、
だからこそ誰でも参加でき、誰でもアーティストになれる、
言うなれば多様性を生かすことのできる分野だと私は解釈してます。

 

だからこそ、個人的な思想を全面に押し出した作品が作られるのは
いたしかたないでしょう。


今までのトリエンナーレ含め他の有料の展覧会でも
思想的に、公序良俗的に、クオリティ的に(笑)
主観ですが思わず眉をひそめたくなるような作品もあるにはあります^^;

 

それも含めてそれぞれの作者の感性を尊重しているつもりです。


しかし、今回のあいちトリエンナーレの騒動を見て
思いました。

 

私の愛するアートは、
 『感性』ではなく『理屈』に成り下がってしまった!!!!


と。

 

はっきり言って、現代美術がちょっとイヤになりました(´;ω;`)

 

アートの主役は

作者でもなければディレクターでもない。
アートそのものじゃないのでしょうか?

 

 

私でさえそう思うんだもの、
もともとアートにあんまり興味ない人は
「やっぱりアートやってる人たちってめんどくさそう。
 何言ってるのかさっぱりわからないし。」

って思うでしょうね。

 

あっちが悪い、こっちが悪い、と騒いでますが、
どっちもどっちでしょう(;´д`)

 

 

さらに私が失望したのは、混乱に乗じて展示をボイコットした人たちです。

 

お金と時間を使ってアートを見にきてくれる人がいるということがどういうことなのか・・
どれだけ恵まれていることなのか・・。

 

どのようなご立派な言い分を述べたとしても、
 申し訳ないですが『保身』としか思えないです。

(注:権力に迎合しろって意味じゃないですよ。)

 

純粋にアートをやってる人たちが気の毒でなりません。

 

日本はアートで生計を立てるのは本当に難しいといいます。
アートのイベントが各地で開催され、お金が動くようになると
日本でもアートで生きていくことができる。
今まで真面目に地道にやってきた人たちにとって、
アートイベントは光なのです。

 

 

メイン会場の一角には
子供達が日比野克彦氏と作ったダンボールアートが展示されています。
それを見たとき、心底ホッとしました。

 

 

想像を膨らませ、表現する。
 本当のアートってこういうものじゃないでしょうか?

 

少なくとも私はそう思っていたし、違うなら
長い間勘違いしてすいませんでした!!ですよ(>_<;)

 

 

とは言え、
アート+経済の世界に対し、それぞれが考える機会になったという点においては

よかったのだろうな、と思います。

 

”議論”や”批判”を自己表現として楽しく感じる人もいるので、

これもまたアートパフォーマンスと見ればいいのかもしれません。

 

ぶっちゃけ、アートやってる人たちってわがままがデフォルトですからね・・。
私も他人様のことは言えないですよ・・・( ̄∇ ̄;)

 

 

あっ、

良識を持ってアートやってる人がほとんどですので怖がらないでくださいね^^;;;

 

あいちトリエンナーレ、まだ観てない会場もあるから引き続き行きます。
パスポート買っちゃったし。

 

 

最後に、再び『農民芸術概論綱要』から。
宮沢賢治氏は、こうも述べています。


産者は不断に内的批評を有たねばならぬ

 

 

懐かしい昔の絵↓ (*´ω`*)

カテゴリ:ザレゴト・ヒトリゴト | 12:01 | - | - | - |
真実の反対は『理屈』?

真実についてえらっそーに書いてみたわけですがヽ(≧∀≦)ノ

 

探求オタクの真実への考察


ここのところ、


真実の反対は『ウソ』ではなくて『理屈』

 

という考えが頭から離れません。

 

『ウソ』は人によっては真実だったり、ウソから出たマコトになったりもするし、
いわゆる『解釈の世界』でもあるように思います。
相手を思いやる優しいウソ、ってのもありますしね。

 

その点、『理屈』は頭”だけ”です。


五感を使わなくても世の中の情報や個人的な思考のみで成り立つ世界です。

これこそファンタジーのように
矛盾あり・根拠なし・言行不一致でも成り立ちます。
理屈は”結果”を必要としないですから。

 

と、言うことをなんかこう・・上手い具合に証明できないものだろうか?
と思っておりましたら、こんな記事が目に入りました!
ライターは現役東大生だそうです。


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東大に「推薦で入った人」のプレゼンが凄すぎた
(東洋経済オンライン 2019/9/21)

 

(以下引用)

 

東大の推薦入試はグループで行われることが多いので、基本的にほかの人のプレゼンも聞くことになります。だから合格した人は、合格した人のプレゼンも、惜しくも不合格になってしまった人のプレゼンも、両方聞いている場合がほとんどなのです。

 

それを利用して今回僕は、推薦合格した人に対して「ぶっちゃけ、合格した受験生とそうでない受験生って、何が違ったんだと思う?」という、ちょっと意地悪な質問をぶつけてみました。

 

どの東大生も「うーん……それは難しいな……」と悩んでいたのですが、最終的にはこういう回答をする人が多かったです。

 

「自分の経験を交えて語れていなかった人は、不合格になっていたと思う」と。

 

(中略)

 

例えば「今の世の中にはこういう問題があって、それに対してこういうことをすればいいと思います!」と語っている人がいたとして、その問題もその分析も、究極的に言ってしまえば調べればわかるものです。

 

東大の教授はそれ以上のことを知っているだろうし、考えているはずで、そこに価値はない。

ほかの人でもそのプレゼンはできてしまうはずですし、それはもはや、

 

プレゼンではなくただの「分析」なのです。


(引用おわり)
====================


ただ頭がいいだけではない、体験を肚に落としてしっかりと語れる人が選ばれるようです。

 

これを読んで、
やっぱりな!と思うと同時に、
ホッとすると言うか・・

 

今までは、現実を無視したただの理屈でも
グイグイと力づくでまかり通っていて、
それが当たり前の世の中でした。

 

子育てに関しても、
こうすればいいはず!私の時はこうだった!という前時代的な扱いや、
子供は親を喜ばせるために生まれたんだから私がわがままになればいいんだわ!
というとっても都合のよい自己啓発系とか(笑)

 

『現実を見てない(=子供個人と向き合ってない)』からそうなるんだと思います。

 

政治も経済も、体験した人しかわかるはずはないのですが
メディアでビジネスするコメンテーターが理屈のみで語るのを真に受けたとて
理屈が肥大するだけで何も変わんないですよね。

 

しっかりと現実を見て、体験し、
理屈ではなく真実を見ようとする若者が増えれば
日本はもっともっとステキな国になりそうですね^^

 

カテゴリ:探求オタクの真実への考察 | 18:05 | - | - | - |
インド医学って面白い!痛みに頼れる強い味方!ルマヤラジェルとアムルタンジャン

えー・・仕事中にしりもちをついてしまいまして( ̄∇ ̄;)
とっさに手で支え、右手をグキッ!ってやってしまいまして。

 

おめめと利き手をやられると死活問題です。
これって労災効くのかな?
あっ、私フリーランスじゃん、だめじゃん。( ̄∇ ̄;)


しばらくはなんともなかったのですが、
その日の夜からどんどん痛みが増し、
腫れもあり、じっとしてても痛い状態に。


とりあえずインドのアーユルヴェーダのお薬、
関節や骨の痛みに有効な

『ルマラヤジェル』を塗って様子をみました。

 

ルマヤラジェルとアムルタンジャン


1日たっても痛みが消えないので、
明日も痛かったら病院に行くしかないなあと思っておりましたら、
翌日の朝には痛みも腫れも引いていました。

 

よかった〜〜〜ヽ(;▽;)ノ

買っといてよかった〜〜ヽ(;▽;)ノ

 

 

『ルマラヤジェル』は、塗ってしばらくすると発汗するほどじんわりと熱くなります。
即効性があるようです。

 

バンテ○ンとかサロ○パスなどの香りは強すぎて
就寝時に塗ったり貼ったりすると眠れませんが、
ルマラヤジェルは、生薬ハーブなのでシナモンの香りで私は好きです。
夜に塗っても気になりません。

 

 

画像の下の黄色いボトルは

『アムルタンジャン』
筋肉痛や頭痛、風邪や鼻づまりにも良いインド版タイガーバームです。
子供達も筋肉痛の時はこれを塗っています。
レモンを強めにしたようないい香りですが、夜塗ると眠れません^^;;
爽快感がすごいです。

 

 

とりあえず、今回はアーユルヴェーダに助けられましたが、
右手をグキッ!ってやったのは、
明らかに運動不足です^^;;
ギックリ腰になってたらもっと大変でした。

 

年齢に合わせた健康管理、しっかりしなきゃ、です。

 

★今回は軽いねんざかなんかだったので大丈夫だったんだと思います^^;;

 骨にヒビが入ってることもありますので、できるだけ早く病院で診てもらうことをお勧めします。

 (ちなみに私は腕と指を骨折したことがあります・・痛みを覚えているので、骨折ではないとわかりましたが・・

  ダメよ、自己判断^^;;)

 

 

インド医学って面白い!本場のチャイとなんだか不思議なシラジット(2018.03.13)

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カテゴリ:健康とわたくし | 14:54 | - | - | - |
歳を重ねてからのお楽しみ♪

「○○のチケットが取れたの♪」


60代のAさん(仮)は、娘さんやお孫さんとアイドルや有名アーティストのコンサートによく行くそうで、
とても楽しそうに話してくれました。

 

 

ファンや追っかけを楽しんでいる友人知人の話を聞くと、
ほんとうにイキイキキラキラしてる。
同じ趣味を持った仲間もできるし、幸せですよね。

 

「私、コンサートやライブに通うほど芸能人にハマった経験がないから
楽しそうだな〜うらやましいな〜って思っちゃいますよ。
何かに夢中になれるってステキですよね。」

 

というと、
Aさん曰く、

 

「コンサートに行くようになったのは50代からよ」

 

だそうで!
それまで誰のファンでもなく暮らしていたのですが、
誘われてコンサートに行ってみたらハマっちゃったらしいです(笑)

 

いいなあ^^

 

歳を重ねてから、急に何かが始まるってこともあるんですよね。

 

そう考えると
なんだか楽しみです^^

 

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