いよいよ『覚醒』に迫ります!
<本当の覚醒と小さな覚醒>
覚醒とは、
本来の自分に戻ること
です。
本来の自分とは・・
好きなことをやるとか、ワクワクを追求するとか
そういう話かと思われるかもしれませんが、
(もちろんそれも大切ですが^^)
本当の真の自分とはちょっと違います。
ハンパなく、削ぎ落とした
本来の自分。
精神成熟マップで見ると、
『陽』『陰』が統合され、
すべて『中庸』になった『臨界点』、
ここが覚醒です。
我欲が消滅しているので、
「私は覚醒している」と
誰かに言う必要も、そう思う必要も感じないでしょう。
なお、臨界点より上はどんどん凝縮され、”精密”になっていきます。
精神成長マップでは小さくなっていくように見えます。
*
『陽』『陰』を消し去ることなどできるの?
と思われるかもしれませんが、
赤ちゃんを見てください。
今ここを生き、
お腹が空けば泣き、嬉しければ笑います。
「忙しそうだから泣くのは遠慮しよう」とか、
「わざとヨダレをつけてやろう」とか、
「アタシ女なのに兄貴のお下がり着せられたわ!」とか、
そんな判断はしませんよね。
人は、生きている間に
なぜだか本来の自分から遠ざかってしまうのです。
*
また、各レベルにも『中庸』のエリアが必ずあります。
ほとんどを中庸エリア内で過ごすのも小さな覚醒と言えるでしょう。
さらに、<その7>で書いたような「気づき」によるレベルアップも
小さな覚醒と言えるかもしれません。
(今現在、よく言われている「覚醒」のほとんどが、
このレベルでの覚醒じゃないかと思います。)
ただし、
臨界点以下のレベルでの覚醒では周りの影響はどうしても受けます。
下層レベルでは相当苦しいと思われます。
人と会わないようにしたり、
孤独になるのは、仕方ないかもしれません。
理解しあえる仲間を求めがちになりますが、
そのレベルから抜けるのは逆に難しくなるかもしれません。
本来の覚醒とは、
独りであることに抵抗がなく自然な状態、
まったく気にならない状態です。
つづく♪
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具体的に覚醒とはどういう状態なのかというと
世間体や感情、思い込みに振り回されず、
物事を冷静にしっかり見て判断できる状態だと思われます。
いかに広い視野で物事を認識できるかが覚醒の大きさではないでしょうか。
臨界点を超える「本当の覚醒」ができるのは、ほんの一握りの人間しか不可能だと思います。
ですので、この世を生きる私たちにできるのは、
ほんのわずかでも大きくなる、ほんのわずかでも上がることです。
これは生きてる間しかできません。
身体がないと成長できない仕組みなのです。
日常からコツコツとやっていくしか成長の道はありません。
全ての人に平等に成長の機会が与えられているのです。