【うつヌケ体験】いかにしてニヒリズムを乗り切ったか<その6>冬が過ぎれば春が来る

まとめです。

 

落ち込んだ気持ちを切り替えるためにこんなことをしました。

 

★とにかく休む
(断れるものはすべて断ってダラダラする)

 

★自分をほめる
(どんな些細なことでも。できれば声に出す。
『結果』ではなく、過程をほめる。何もなくてもほめる(笑))

※人に聞かせるためではありません、人にほめてもらうためではありません。

 『自分を』『他人だと思って』ほめるんですよ^^

 

その他にはこんなことです。

 

★朝、鳥が飛んでたらなんとかなると思う。

これはもう何年も思ってることです。一種の暗示ですね。
スズメでもカラスでもとにかく鳥なら何でもOK。
鳥って、どんなに寒くても雨が降ってても飛んでるんですよねー。

ちなみに大嵐で鳥がいないときは。

それはそれで珍しいのでラッキーと思います(笑)

 

★好きなことに没頭する

『瞑想』が良いともいわれますが、
脳内多動の私にとっては、
心を無にしてじっとしてるなんてムリなんですヽ(;▽;)ノ
ものづくりとか絵を描いたりなどが
私にとってはマインドフルネスみたいです。
(やっぱり職人気質なんですよね。)

 


とまあ、簡単に書きましたが、深いうつ状態にいる人や性格的に頑固な人など、
「わかってるけど、それができないから困ってるんだ!」

と思われるかもしれません。


気持ちわかります、
私も何年もかかりましたから…
なかなかできませんでしたね…罪悪感がわいてしまって。

 

でも、上に記述したことはすべて無料です。
1分、数秒、一瞬あればできることもあります。

もしよかったらやってみてください。

 

最後に。

 

今回は乗り切ることができましたが今後のことはわかりません。
今回得たスキルを持ってしても対応できない事態が起こらないとも限りません。

でも、
何が起ころうとも必ず乗り切ることができる自信はあります。

冬が過ぎれば

春が来ることを知っていますから♪

 

(おわり)

 

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カテゴリ:健康とわたくし | 14:54 | - | - | - |
【うつヌケ体験】いかにしてニヒリズムを乗り切ったか<その5>心に免疫をつける

さて、『スーパー保母さん』という新たなスキルを身につけた私。
現在どうなってるかと申しますと、

 

ふつうに暮らしております(*´v`)

 

心が楽になり、心乱され凹んだりすることがずいぶんなくなりました。

(つーか、凹んだらすぐに保母さん呼ぶしww)
新しい仕事も来るようになり、いろんなお誘いにも出かけられるようになりました。


心の病気は成長のチャンス

 

かもしれません。

 

今までの生活習慣などなど、
どこかにムリがあるから病気になるのであって、
その原因を突き止めて治療(例えば考え方や人付き合いを変えるなど)
すればよいわけです。

単純ですよね。

 

うまく治療し、乗り越えることができたなら
同じ状況で発症することはなくなる。

 

おたふく風邪にかかっても、治ったら自然と免疫ができるように、
心も何らかの免疫ができるのでしょう。

 

時間薬 日にち薬

 

というのは本当にあると思います。

 

今回、なぜニヒリズムを乗り切ることができたのか。
いくつかありますが、その中の一つ。

 

私には、「二度とくり返したくない」という強い想いがありました。

 

子供たちが幼い時期。
人格の基盤を作る大事な時期に、私は心を病んでしまったのです。


真っ暗闇の中にいて、

この先どうなるかなんて考えることすら怖かったです。

 

誰でもあるある〜。
子供だってまだ幼いから憶えてないでしょ?
と思われた方、

 

はあ??(`Д´) 
なぜ、幼いから憶えてないって思うんですか?

 

産後ウツなんかじゃありません。
それまで生きてきた、自分の歪みの全てが、
よりによって子供が幼い時に破裂してしまったのです。

 

もちろん好きで病んだわけではないしどうしようもなかったけれども、
心を病んだ理由なんて子供たちには関係のないことで、
単なるとばっちりです。

 

心の病気は成長のチャンスとか自分で言っといてなんなんですけど、


母親としては黒歴史でしかないです。

 

ですので、もう二度とあの暗闇に戻りたくないし、
戻らなくてすむようにしていました。
いろいろやりましたよ〜( ̄∇ ̄;)

 

結果的に、
今まで不器用ながらもやってきたことや学んだことが役に立ち、
暗闇に戻ることはありませんでした。

 

(つづく)

カテゴリ:健康とわたくし | 14:47 | - | - | - |
【うつヌケ体験】いかにしてニヒリズムを乗り切ったか<その4>究極のお守りを手に入れる

そんなこんなで、自分のことがいろいろわかってきました。

 

『実際やっている』ことが、実は全然足りてない、

『理屈ではわかってる』『知識ではわかってる』ことが

全然わかってないことを思い知らされましたヽ(;▽;)ノ

 

そして私は


自分をありのまま受け入れる
自分をほめる

 

ということを、徹底的にやることにしました。


私に足りなかったのはこういう自分です。
擬人化するとこんな感じ。


スーパー保母さん!


普通の保母さんじゃなくて、
超絶保母さんとか、絶対的保母さんとか、そんな感じ。
とにかくハンパない母性愛。


自己嫌悪やネガティブな気持ちがでたら
それもすべて肯定し、

 

インナーチャイルドが出たら
それもすべて受け入れる。

 

極端な話ですが、もし私が法を犯したとしても、
親戚一同から絶縁されたとしても、それでも味方してくれる。


私が存在している限りずっとついていてくれるわけですよ。
なくすことも消えることもない。


まさに究極のお守り!
しかも無料ヽ(´▽`)ノ

 

今はまだ、
意識しないと『保母さん』は出てこないのですが、
そのうち客観視と同じようにクセづけになって、
『自動的に』出てくるようになるんじゃないかな(*´v`)

 

実際には自分の中にあるのでこんな感じですね。

★客観視だけはちょっと離れてます。

 

『外側から来た何か』ではなくて、

あくまで『自分』の意識の一部です。(←ここが重要です)

 

「良い子にしてないと守護霊様が離れてしまう」とかもない、
めっちゃ自分に都合の良い『スーパー保母さん』です!

 

(つづく)

カテゴリ:健康とわたくし | 14:50 | - | - | - |
【うつヌケ体験】いかにしてニヒリズムを乗り切ったか<その3>思い込みに向き合う

さて、まっしろに燃え尽きたわたくし。


とにかく人と逢うのが怖くなってしまったのですが

 

人と逢いたくなくなる、というのは、

私の経験上、
「ムリせず休め」
という身体からのサインだと思います。

 

ですので
元気なく閉じこもってる人に、
「もっと外に出たほうがいいよ」とか、
「子供を預けて出かけてみたら?」とか、
優しさで言われてると思いますが、
それができないから悩んでるわけで、
ストレスに感じるだけなんですよね(;´д`)ゞ

 

そんなわけでして、私はとにかく休みました。

 

断れることは全て断り、
なるべく人と逢わないようにしていました。


家事はわりとストレスなくできるので、

(つーか、もともと手抜きなのでww)適度にやってました。

ごはん作りたくないときはみんなでお弁当買いに行ったりしました。

 

本当に、良かったなあ〜〜と思うのは、
自由業なので「出勤」しなくて済むこと、
それから、

子供たちとの関係が穏やかなことです。

 

子供たちと絵を描いたり、
とにかく「こころを安静」させていました。

 

ゆっくり休める、って、一番のお薬です。
とても贅沢だし、
とてもありがたいです。

 

(いつでもゆっくり休める状態にしていた私の準備の良さも素晴らしい(*´v`))

 

そのうち、
”偶然”手に取ったニーチェの思想に感銘を受け、

 

自分がこんな状態だったことに気付かされました。

 

でも昔はこんな感じだったと思うので
かなりマシにはなってるんですが( ̄∇ ̄;)


古い荷物をずいぶん手放したけど、
新しい荷物を抱えてたんですよね。

 

そして少し成長した「客観視」とともに、
自分とじっくり向き合うことを続けました。


自分の情けなさにさらに落ち込むこともありましたが
それでもこの「探求」は、

 

どんどん楽しくなってきたのですヽ(´▽`)ノ

 

(私は「考える」ことが好きなんだ!とも気付くことができました。)

 

そしてこれは最近気付いたことですが、
私はなぜあんなに「真理」を探していたのか…


↑こういう幼い自分が、「答え」を一生懸命探していたのです。

(けなげ……)

 

どんなに勉強しても、どんなに経験を積んでも、

『重荷』はなくならないはずです(;´д`)

 

『いい子になれる方法』なんて、

探したって答えなんかないんですから。

 

(つづく)

カテゴリ:健康とわたくし | 12:04 | - | - | - |
【うつヌケ体験】いかにしてニヒリズムを乗り切ったか<その2>心の異常事態に気づく

「客観視」というツールと、
「今までの人生」という経験値のおかげで


「わたしの今の状態はおかしい」

 

という事に気付く事ができるようになりました。
(うつ状態が長引く原因は、
本人がココロの異常事態に気付かないことだと思います。)

 

ところが…
今回の件は今まで経験したことのない振れ幅だったので、
自分のキャパシティを超えてしまったのです。

「はいはいパセリさん、では、これを乗り越えられますか?」

みたいな試験ですね。


今までやってきたこと、うまくいってたことが
全く通用しないことに気付いてしまったときの
落胆が大きかったです。

 

こうなると、「客観視」は
「自己嫌悪」を引き寄せてしまいました。

「自己嫌悪」はどんどん大きくなり、
ついには「客観視」もできなくなってきました。

 

 

そしてついに、

『自分は何者でもなかった』という事実に気づき、

「もう、いい。疲れた。」の心境になってしまいました。

 

 

(つづく)

 

★ちなみに、このときさんざん自分を責めてしまいまいましたが
いま冷静に考えてみると「単に巻き込まれただけ」です。
悪いところがあったとすれば、「巻き込まれるスキを作った」ことです(*´Д`)
まったくもう、困ったものです。

カテゴリ:健康とわたくし | 11:49 | - | - | - |
【うつヌケ体験】いかにしてニヒリズムを乗り切ったか<その1>自分を客観視する

1年ほど前、努力してきたことや信じていたことが無になり、

精神的にとても辛い状態に陥りました。


なぜそうなってしまったか。結論を言いますと、

 

自分を信じきれなかったこと

 

が最大の原因でした。
さてそれはまた別の話ということで、

いかにしてニヒリズムから脱したかを書いていきます。

 

【ニヒリズム】とは厳密に言うと2種類あるそうですが、
私がまず陥ったのは<受動的(消極的)ニヒリズム>でした。
つまり、何もかも信じられない気持ちになり、絶望し、

全てにおいてやる気がなくなってしまいました。

 

これも一種の「こころの病気」なのでしょう。
面白いとか美味しいなど感じにくくなっていました。
いやもう、怖かったですよ(((( ;゚Д゚)))

 

しかし、すでに私は強力なツールを身につけていたのです。

 

自分を客観視するクセ です。

 

★ちょこっと上から見るのがポイントです。

 

10年ほど前、つまりこのブログを立ち上げる少し前ですが
私はどろんどろんの精神状態に陥っておりまして、
それを克服する過程で得た能力です。

 

★「あかの他人」や「植物」を見るように、自分を「観察」する。

 感情を一切入れない。

 

 

さらに、

あのとき(10年前)よりマシ
(↑これは、5年くらい前まで、辛いときによく思ってました)

 

この苦しみはずっと続かない、

いつか終わる(ことを知ってる)

 

という楽観的な自分がいつもいたことです。

 

おかげで
身体が動かなくなるほどは落ち込まなかったですし、
長引くこともありませんでした。

 

「自分を客観視」する、というのは
言葉で書くとずいぶん簡単に思えるかもしれませんが
心が弱ってるときはとても難しいですよね。
(感情ばかりが前に出てしまうので)

 

 

私も最初は「毎日の訓練」だと思って意識的に「客観視」していました。
そのうち、

意識しなくても自動的にそういう思考回路になってきました。

 

 

(つづく)

 

★この記事はうつを抜ける方法ではなく、あくまで私個人の体験談です。

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