ザイオンの一画を見学させてもらいました。
そこは小高い山に作られた、懐かしさを感じる集落で(飛騨高山に似てる)
ちいさなコミュニティながら生活に必要なものは何でもあるようでした。
とにかく静かでした。
しかし夕方近くになって、私たち(他にも見学者がいました)がバスで帰ろうとすると
たくさんの子どもたちが来ました。数十人、中学生くらいの子が多いようです。
みんな学校から帰ってきたようで、上質な制服を着ていました。
こんなに子供が暮らしていたのかと驚きました。
場面が変わって、
先ほど見学した所とは別のもう少し都会のようなところで、
ザイオンに移住するための手続きをしました。
対応してくれた女性たちは日本人ではないようです。
にこやかでフレンドリーでした。
無事に手続きを終え、では、いよいよザイオンに入るために
一歩を踏み出しました。その時、
「お母さん」
トマトくんの声で目が覚めました。
夢ではなく、本当のトマトくんの声です。
その瞬間、理解しました。
私にとってのザイオンは、
『どこか』ではなく、
『今、ここ』。
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ちゃんちゃん。
※ザイオン=
映画『マトリックス』に出て来る都市の名前。
仮想現実『マトリックス』世界に対し、『ザイオン』は本当の現実の世界。
マトリックスに支配されている住人は、マトリックスが現実だと思い込んでいる。
マトリックスに疑問を感じ、
本当の世界に行く事を選択した人のみがザイオンに行く事ができる。
(補足)
最初に見た集落ですが、
どこか「管理された」感じがありました。
そういえば鳥も飛んでなかったし空もグレーだったので、
もしかしたら地下都市だったのかも。
(鳥が飛んでないところなんてやだよ〜私は^^;
住人たちは特に不満もなく普通に暮らしていたようですが。)
そういえば映画マトリックスでも
ザイオンは『変則要素(マトリックスに疑問を感じる人たち)』の受け皿として、
マトリックスが計画的に作ったんだよね。