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『銀河ヒッチハイク・ガイド』から読む”地球の役割”

さてさてだいぶ経ってしまいましたが
『銀河ヒッチハイク・ガイド』です。

 

(画像はこちらから引用しました https://en.wikipedia.org/wiki/Messier_81)

 

前記事はこちら
数字にまつわるエトセトラ〜生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え〜(2018.03.12)

 

もうね、
なんで先月この本に出会ったのか
よーーーーーくわかりました。
やっぱりこれは私のスペックだわ。
そのうち公安の未詳事件特別対策係からスカウトがくると思うわ(*´ω`*)←自己満足

 

以下、ネタバレも含みますが、
すでにネット上でがんがんネタバレされてるようなので
遠慮なく書かせていただきます。

 

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(本文より引用)

 

ある木曜日のこと。
たまには人に親切にしようよ楽しいよ、
と言ったばかりにひとりの男が木に釘付けにされてから
二千年近く経ったその日、
リクマンワーズの小さな喫茶店に座っていたひとりの若い娘が、
いままでずっとなにがまちがっていたのかふいに気がついた。
そしてやっと、
世界を善にして幸福な場所にする方法を思いついた。
今度の方法は確実で、きっとうまく行くはずだったし、
だれかがなにかに釘付けにされる心配もなかった。

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こんな感じで軽快なテンポの文体、
私の大好きなシニカルなブリティッシュ・ジョーク満載で
なんども吹き出しながら読み進めました。

 

物語は、
この素晴らしいアイデアを思いついた娘さんが
誰かにそれを知らせる間も無く、
しょーもない理由で地球が破壊されるところから始まります。

 

生き残った地球人アーサーは、
”地球に潜伏していた宇宙人”フォード(←車の名前ww)と
その後合流した仲間たちとともに宇宙を旅する物語です。

 

旅の中で、アーサーは地球が作られた目的を知ります。

 

昔、ある宇宙人が「生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え」を計算するために
スーパーコンピューター”ディープ・ソート”を作りました。
750万年かかって導き出した答えは「42」。

 

待ちに待って、出た答えが42!?
納得が行かない宇宙人たちはスーパーコンピューターに詰め寄ります。


しかしコンピューターの答えは
「なにが問いなのかあなた方はよく分かっていない、そこが問題なのです。」
つまり、『究極の答え』に対する『究極の問い』が必要なのだと言うのです。

 

それを得るにはどうすればいのか、
ディープ・ソートは答えます。

 

わたしはその答えを出すことはできません。
ですが、わたしのあとに現れるコンピューターには可能です。
わたしが究極の問いを計算できるコンピューターを設計します。

 

「名前もつけてあげましょう。
そのコンピューターの名は

・・・地球です」

 

 

 

私はこれを読んだ時、
感動のあまり全身が痺れて動けなくなってしまいました。

 

少し精神的なことを勉強されている人は聞いたことがあるでしょうか。
地球は刑務所だとか、流刑星だとか、
地球人は幼稚園程度のレベルだとか。

 

たしかにその通りかもしれないし、
そのように自覚することも必要でしょう。

 

正直言って、私も
”もう嫌になった”ことは多数あります。

 

でも、
地球が、こんなに※美しく崇高な目的※で作られているのなら。
私が今まで、悩み、考え、苦しみ、やってきたことは間違いではないと思えました。

 

そして今まで繁栄と衰退を繰り返し、
人生について同じように悩み苦しんできた先人たちの繋がりが
同じ目的を持った今の私たちであると思いました。

 


ん?物語では地球(コンピューター)は壊されたんだよね?と思われた方。

 

そうです。
せっかく『究極の問い』が見つかったのに
壊されちゃったんです。
仕方なく第2の地球を絶賛建設中なのですが
予算不足で云々、という状態(^^;;)

 

ジャンルとしてはSFコメディなのですが
哲学的な要素や世の中への批判もあり
作者のアダムス氏は環境保護活動家だったそうです
いくらでも深読みできそうで本当に面白いです!

 

続巻もあり、映画もあるとのこと。
こちらもぜひ見てみたいです。

 

※美しく崇高な目的※

わたしがそう感じただけで、物語としてはギャグとして書かれたと思いますww

 

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