昨夜ステキな夢をみて、
今朝、なぜかまた『方丈記』の一節(最終章)が頭をぐるぐる回り、
胸が締め付けられてしまいました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いま、草庵を愛するも咎とす。
(現代語訳:今、草庵を愛することも、罪となる。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
都を離れ、草庵を建て、ひっそりと静かな生活を送っていた鴨長明氏。
もし、私が長明氏と交流のあった麓の子供だったなら、
こう叫びたいと思いました。
・・・
いいんだよ!愛していいんだよ!!!!
本当は都に居たかったのかもしれない、
自分の人生、こんなはずじゃなかったと思っているかもしれない、
でも、この小さな草庵と静かな暮らしは
あなたが自分で得たものだ。
否定しないで。自分を否定しないで。
・・・
執着を持つことはよくないという考えには私も賛同します。
でも、
本当に好きなものを好きだと思う気持ちは執着じゃないでしょう??
本当に好きなものに罪悪感を持つこと、挙げ句の果てに手放すこと、
そんな教えが道徳倫理なのだとしたら
こんな世の中●※(`Д´)×□!!!!だ!(←自主規制)
否定するな否定するな否定するな
この世に戒めがあるとしたら
『自分と他人の”好き”を否定するなかれ』
時間を奪うとはこういうことだ。
(この世に戒めがあるとしたら、ってどういうことなのかな?と思いましたが、
”〜〜してはいけないという戒め”の唯一の戒め、という意味かもしれません。
今回、なぜか涙が止まらん状態で勢いで書きましたので、文章がいつも以上にメタメタですがそのままアップします。)
こちらの記事もよかったら読んでください。
冬至と方丈記と人生論と引きこもりと晩年(2016.12.23)
鴨長明「方丈記」から読み取る「孤独」(2016.12.25)
日野原重明先生の絵本『いのちのおはなし』いのちは時間(2017.07.18)