<< 他人様の幸せを願う人と不幸を願う人が出会ったら | main | 鴨長明「方丈記」から読み取る「孤独」 >>
冬至と方丈記と人生論と引きこもりと晩年

昨日は冬至で、朝、空が不思議な色で、
変な夢みたなあ…と思っていたら
トマトくんも「変な夢見た」と、
しばらくしてセロリちゃんが起きてきて「変な夢見た」と。

 

そんな変な日に、突然「方丈記」が頭に浮かび、
気になって少し調べたらいろいろ発見があって、

今日改めて現代語訳を読んでみました。

 

学ぶ・教える.com「方丈記」

 

遷都、火事や飢饉、竜巻や地震…
翻弄される人民。
そんな過酷な世情を、憂いを含めながら淡々と、
美しい比喩と流れるような文章で綴られています。

 

こういう話だったのね!!(@_@;)
冒頭しか知らなかった〜(←今更!)

 

ほぼ全編、金持ちに翻弄される庶民への憂いや、
競い合いながら自分を高く見せたがる愚かさ、
そして隠居した自分の独り身の気軽さ、
自然を愛で、いろんな事を深く考え、
念仏を唱えるのがめんどくさくなったらあえてサボる(←いいなあ!これヾ(´ε`*)ゝ)

 

そんなことが書かれています。

 

共感できる部分もあれば、ん?と思う部分もあるなあと思いながら読み進めました。

 

世俗を捨て、粗末な庵に住む自分を肯定し、
都に住む人たちを軽くディスったり(笑)

 

これは、ニーチェ的に言えば「ルサンチマン」っぽいかも?

 

とも思いました。

 

でも。

最後の章(十八)を読んで、

 

うわーーー……………(´;ω;`)

 

となりました。

 

人というのは、
人生の最後まで思い悩み、生きるのか。
世俗を捨て、様々な重い荷物を下ろし、心穏やかに暮らしたとしても、
これで良かったのかと思い悩むのが性(さが)なのでしょうか。

 

隠居生活の記載は(最終章を除き)
「心悩ますこともなく気楽」とありますが、


私には、
「さびしい、さびしい」と読み取れました。

 

最終章も含め、とても人間ぽくて親近感が湧きました。
(あくまで私の解釈です。あの世の鴨氏から「おいおい勝手なことを!」と怒られるかもですが知らんぷり(*´ω`*))

 

作者の鴨長明は身内の反対で希望していた神職の道を閉ざされ、
50歳で出家し、山中に隠居し、
1212年(57歳)に「方丈記」を記したそうです。
そして、1216年に亡くなっています。

 

今年は鴨長明が没して、ちょうど800年なんですね!
(なんかもう、40歳過ぎても知らないことだらけだわヽ(;▽;)ノ)


そしてまた、私の「探求脳」は、
鴨長明の晩年とニーチェの晩年を結びつけて考え始めてしまったのです。

 

年末慌ただしい中、
いちばん苦手な書類仕事をすすめなくちゃいけないのに
現実逃避したがる私の脳をなんとかしてくれいヽ(;▽;)ノ

 

 

↓こちらもごらん下さい。あれからちょうど2年…

ゆくかわのながれはたえずして(2015.01.13)

 

カテゴリ:この本、読んでみて! | 11:10 | - | - | - |