本当の哲学者

本当の哲学者は、哲学者であることを知られてはならない。

 

知られた途端に周りの目は不公平なものとなる。

 

よって、世界を公平に捉えることが不可能となる。

 

(哲学者=『知を愛する者』)

 

 

今朝、急に湧いた言葉です。
先日久しぶりに『崇高なるソクラテスの死』を読み返して
感情が高ぶったからかもしれません。

 

そういえば ある文化人が
「まわりから先生と呼ばれるようになったら
考え方がだんだん変わっていってしまう(無意識に増長する)」
というようなことを言っていて、
人の上に立ったり、指導する立場になった時は
本当に気をつけなくてはいけないなあ・・と思いました。

 

 

危険思想で死罪??(@@;)『崇高なるソクラテスの死』(2017.08.18)


賢者からの返答〜孤独について〜(2017.01.27)

賢者との対話(2021.11.22)

自覚せよ!奴隷体質は抜けづらい!(2021.12.17)

カテゴリ:湧いてきた | 15:15 | - | - | - |
どうあがいても人間

どうあがいても人間。


いくらすごい人に見えてても所詮は人間。
いくらすごい人を目指しても所詮は人間。

 

地球という惑星で生まれた時点で人間という枠から逃れることはできない。
中身がどんなに尊い人のようであっても
人間のDNAを持って生まれているのだからやっぱり人間。

 

彼だけは違う!
私だけは違う!
と叫んでみても、それは人間の声帯から発せられた声。

 

人間は人間を全うして生きていくのみ。
人間は人間としての幸福を生きていくのみ。

 

どうあがいても人間なのだから。

 


11)大切なのは、現実。(2019.07.20)

カテゴリ:湧いてきた | 22:13 | - | - | - |
読んだことのない本を人にすすめてはいけない

読んだことのない本を人にすすめてはいけない

 

朝いきなり湧いた言葉です。
少し考察してみます。

 

作者が著名だとか、著名な人が絶賛してたとか、レビューがいいとか、本屋で平積みだったってだけで
人にすすめてしまう。

何が書かれてるのかわからないのに、それを読んで自分がどう感じるのかわからないのに、
普通に考えればおかしな話。
「なんで???読んでないのになんでわかるの???」と思うのは当然ですよね。

 

本は他人の体験や考え方を吸収できるものすごっくありがたい装置です。

どんなエンタメ作品であっても著者の考え方やものの見方がわかる、
つまり、他人の人生経験を追体験できるため、
教養書だけが学びになるわけではありません。

 

だから、そこを見ずして人に勧めるのは相手に対しても著者に対しても無責任としか言えないわけです。
あったりまえですよね。太陽が東から昇るくらいあたり前です。

 

私はそんなことしてないかな?
うん、読んだ本しか薦めてない、よし!

ってまあ、朝からそんなことを考えてたわけですが、さらに深掘りしていきます。

 

 

賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶと言われます。

 

賢者は「本」を読むだけで全身で吸収し成長できるのでしょうが、
私も含めて凡人はただ頭で理解するだけなのが悲しいところ。
体験なき学びは、必ずのちに浅かったと思い知ることになります。

 

つまり、「本」を「体験」に置き換えて考えた方が良さそうです。

 

体験してないことを人にすすめてはいけない

 

めっちゃめちゃ見たことないですか?
どっかで聞いた話を広げる無自覚な行為。
私もうっかりやっちゃってるかもしれないからほんと怖い。

 

体験してもいないのに、これいいよ!こうした方がいいよ!って人にすすめるのは
マウンティングに他ならない、
いや・・実際にはマウンティングにもなってないので、
単に痛い人・・かも。

 

ネット界隈で「ちゃんと本人が体験した話しか載せません」ってなったら
サーバーの負荷がものすごーく減るだろうな(笑)

 

※実際に一番多いのは、親が子供にすすめる行為でしょうね。

 私も気をつけよう・・。

 

『自分の体験』に自信を持とう!(2021.08.15)

体験の落とし穴!?ダニング=クルーガー効果(2021.12.09)

カテゴリ:湧いてきた | 15:01 | - | - | - |
鳥との会話〜一期一会〜

今朝、ベランダから見える電線で一羽の鳥が歌っていました。

 

(画像はイメージです)


普通の光景で珍しくもないのですが、
ふと

 

「他の場所で歌ってもいいんだけど、私はここで歌っているよ」

 

と言われた(というか妄想した)ことを思い出して
(ブログにも書いたので調べたら4年前でした。今は非公開です。)

ひっっっさびさに鳥に意識を合わせてみました。

 

「一期一会を大切に」

 

と言われました。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一期一会(いちごいちえ)とは、茶道に由来する日本のことわざ・四字熟語。 
茶会に臨む際には、その機会は二度と繰り返されることのない、一生に一度の出会いであるということを心得て、亭主・客ともに互いに誠意を尽くす心構えを意味する。

Wikipediaより引用(https://ja.wikipedia.org/wiki/一期一会)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「袖振り合うも多生(他生)の縁」
という美しいことわざもありますね。

 

”ふと出会う人に対しても誠実に接することが大切”
一般的な解釈ではそうだと思うのですが
鳥さんからはさらに奥深い意味を感じました。

 

”ふと出会う人”に執着してはいけない。
人との出会いはあくまで一瞬の縁、一生に一度の縁であって、
無理に継続させようとすれば思い悩む。

 

なるほど!
一期一会にそんな意味もあったとは!
(あくまで私の解釈です)

 

鳥たちは、その時その時に出会った鳥と行動し、離れ、また別の鳥と出会う。
絶対にあの子と一緒にいたい!離れない!離したくない!なんてことは思わず、
本当に一期一会を体現して生きているようです。

 

う〜〜ん・・・今のSNS時代とは真逆だ(^^;;)

 

本来はブログに書くつもりはなかったのですが
昨日見た光景とリンクしてる!と気づいたので書くことにしました。
というわけで、つづく〜♪

 

賢者からの返答〜孤独について〜(2017.01.27)

賢者との対話(2021.11.22)

カテゴリ:湧いてきた | 10:24 | - | - | - |
悪を悪と知るのは・・

悪を悪と知るのは
 

身を守るためであり

 

攻撃するためではない

 


★★★

 

ここを勘違いしてしまうと、
とんでもなくおかしな方向へ行ってしまうので
気をつけたいです。

 

本来は防御に使うためのエネルギーを攻撃に使ってしまうと、
結局は身を守れません。

 

攻撃は最大の防御、とも言いますが、本当は

 

防御は最大の攻撃です。

 

”悪と関わらない”という攻撃ができるからです。
(この意味、わかりますでしょうか。)


誰かが何かを非難していると、
安心したように自分も非難する。
いわゆる”日和見”は”自分がない証拠”でもあります。
いじめの構造と一緒です。

 

悪を発生させているのは自分であると
自覚することも大切なんです。

(厳しいですが><;;)


悪を悪と認識しなくてはならない理由<その1〜4>

 


(余談)
なんと、前回の記事で1000件になりました。
ほどんど非公開にしちゃったのでアレなんですが(笑)
続けられたのも読んでくださる方々のおかげです。ありがとうございます。

カテゴリ:湧いてきた | 16:50 | - | - | - |
少年の心

"少年の心を持つこと"と、


"少年のふるまいをすること"は違う

 

 

 

ーーーー

少年のような心を持ったまま、
大人としてのふるまいができる人が最強かもしれませんね^^

カテゴリ:湧いてきた | 09:07 | - | - | - |
賢者からの返答〜孤独について〜

今日、他の記事を書き始めましたが
どうしても書き終わらなくて。
あきらめて別の記事を書き始めましたが
それも最後まで書けなくて。
さらに…以下同。

 

やっぱりこの記事をアップしなくてはいけないってことか、
と、以前書いてお蔵入りさせてた記事をアップします。

説明しづらいので、夢の中の話だと思って下さい(*´Д`)

 

*****

 

紀元前か中世か。
哲学者か思想家か。
賢者がおりまして。
まわりからとても尊敬されてる人のようです。

 

独り暮らしで、家族もいないようで、

お手伝いさんがたまに来るくらい。

(このお手伝いさんは、もくもくと自分に与えられた仕事(お掃除など)をして、

余計なおしゃべりをしない真面目な人のようです。)

賢者はずっと家に引きこもって、書物を書いています。

質問してみました。

 

「さびしくはないですか?」

 

するとこう答えました。


「さびしくない。」

 

この言葉の意味は、こうです。

 

世の中には

たくさんの人が存在している。
自分を認めようが批判しようが関係なく。
さびしいはずがない。

 

「お前は寂しがりすぎだ!わはははは!」

 

だそうです。

 

*****

 

賢者は、

独りのほうが都合が良い(仕事の邪魔をされない)からそうしてるみたいです。

いわゆる世捨て人のように、社会から外れて生きているわけではありません。

 

社会と関わりを持ちながら自分の役割のために孤独を保つ。

なんとも素敵な生き方だと思いました。

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