(2014年11月16日に公開した記事をリライトしています)
今までの人生経験のなかでわかったことがたくさんありますが、
そのなかの一つ。
状況を正確に伝えられる人は皆無
だなと。それはもちろん私も含めてです。
食べ物の好みがみんな違うように
とらえ方も千差万別です。
同じ状況を見ても
楽しく感じる人もいればつまらなく感じる人もいる。
状況を、主観を入れず、自分の好みや感情を入れず、
正しく伝えることができるでしょうか?
軍隊のように相当な訓練して感情を消して報告すれば良いでしょうか?
これだって必要最小限の言葉しか使わないから可能なだけです。
日常的な会話でそんなことできるんでしょうか?
その人が話す状況は
その人がどう感じたかであって
状況そのものではないんです。
わかるのは
「その人がその状況をどう感じる人なのか」
だけです。
真実は
「実際に自分の目で見て、感じて、自分がその状況にどう反応するのか」
だけです。
実際に見る事が困難なら
どうか人の言う事を鵜呑みにしないで。
自分の真実と勘違いしないで。
「信じるな」ってことではありません。
誰もウソなんかついていません。
ただ、とらえ方が自分とは違うかもしれないということを
常に頭の片隅に置いておきたいです。
その発言をしたのが、誰であろうとも。
自分の真実は、自分にしかわからないんです。
一人一人違う。
だから人間は面白いんじゃないでしょうか?
みんなちがってみんないい(金子みすゞ)
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(2021年1月29日追記)
今はますます情報洪水です。
昔より真偽を見極める力がさらに難しくなってきたかもしれないですね。
真偽とかどーでもいい、楽しければオッケーな強者さんは問題ないと思いますが、
(↑うらやましいです(笑))
ついつい巻き込まれがちの人は気を引き締めていきましょうね^^
↓参考になりましたら幸いです。